こんにちは、天テレです。
今回は合格まで250~300時間ほどの勉強時間が必要と言われる簿記2級の試験を【勉強時間150~200時間】で効率よく合格する勉強方法について解説したいと思います。
簿記3級の内容を徹底的に理解する
- ぎりぎり簿記3級に合格した受験生
- 簿記3級合格から時間が経っている受験生
- 簿記2級試験でも出題の可能性のある、自信のない簿記3級の論点
上記の悩みを持たれている受験生は、まずは簿記3級の復習をしてください。
基礎ができていないと、応用論点が出来ないからです。
結局は基礎固めが近道の試験だからです。
- 簿記3級の例題・問題集を解く
- 問題集の解説を確認する
をしておくと、2級の論点がスっと頭に入ってきます。
基礎の仕訳を暗記する
「勉強は理解しろ」
ってよく言われますが、簿記2級レベルの試験では、「理解」よりも「暗記」です。
逆に仕訳や解答方法を「暗記」していれば、自然と「理解」出来る様になります。
勉強量を減らすためには、まずは仕訳の暗記です。
- 通勤時間
- 入浴時間
- トイレ中
など、あらゆる隙間時間に仕訳を思い出したり、「暗記」して下さい。
過去問の確認
一通り仕訳のインプットが済んだら、次に行うのが
「過去問の確認」です。
どのような問題が出題されて、暗記した仕訳をどのように問題を解く際に使用するかを学ぶためです。
仕訳を暗記しても、手に入れた武器の使用方法がわからなかったら、意味がないからです。
ここで仕訳の使用方法を確認しておけば、仕訳の重要度(暗記の優先順位)を再復習の際につける事もできます。
過去問の答えを覚える
何度も言いますが、簿記2級レベルの試験は「理解」ではなく「暗記」です。
仕訳だけでなく、問題の解答手法も機械的に「暗記」してください。
中学生の時に2次方程式の公式を「理解」しようとした人は誰もいませんよね!?
天テレも公式を「暗記」して、数学の問題を解いていました。
中学の2次方程式も、簿記2級試験も「理解」ではなく「暗記」で対応した方が結果的に得点率は高くなります。
また簿記2級レベルの試験で、内容を「理解」しなければ解けない問題が出題されれば、ほぼ間違いなく埋没問題(試験合格に関係ない問題)になる可能性が高くなるので、スルーで大丈夫です。
実際に過去問を解く
普通は
① 教科書の内容を理解する
② 問題集を解く
③ 間違ったら復習
④ 何度も問題集を解いて、正解できるようになったら過去問の問題も解きだす
上記方法で勉強されている受験生が大半ですが、これでは容量が悪すぎます。
天テレ推奨勉強方法は
① 教科書の内容(仕訳)を暗記する
② 過去問で仕訳の使用方法の確認
③ 過去問の答えを覚える
④ 実際に過去問を解く
⑤ 間違えた部分の復習
⑥ ④~⑤を何度も繰り返し、理解度に応じて①もやる
上記勉強方法が最速です。
簿記2級試験は過去問の類似問題が多いうえ、たくさんの問題を解くより、一つの問題を徹底的に解いて完璧にした方が2級に関しては最速で合格ラインに到達します。
むやみに問題集をたくさん解いて、直前期に過去問の勉強不足で不合格になる受講生をたくさん見てきました。
大半の資格試験は、過去問をたくさん解けば合格水準に達します。
あとは3~5の繰り返し
何度も問題を解いても正解できない問題・論点については、必要に応じて1.~2.を行います。
上記勉強方法でうまくいけば、150時間以下の勉強方法で合格する事が可能です。
試験直前期の過ごし方にもコツがあります。
- 合格する人
- 不合格になる人
には徹底的な違いがありますので、そちらは次回以降に解説します。
その時に、簿記2級の直前期の勉強方法や過ごし方についても解説出来たら…と思っています。
また見てね!
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